プージャーまたはpūjanā(プージャナー)とは、サンスクリット語で捧げる、尊敬する、広い意味で供養を表す言葉。
今年のお盆は新型コロナウイルスの影響で、帰省を自粛し墓参りを控える人が多いらしい。
ただ、故人を偲ぶことは離れていても十分可能で、故人に感謝する時間は作りたい。
それは、故人のためだけでなく、自分自身のためにも。
故人を偲ぶことで、亡くなった人と向き合い、失った悲しみを思い出に変換出来る。
偲ぶことで、過去と現在を区分して、「いままで」と「これから」を気持ちの上で切り離すことが大切。 偲ぶという行為は、いなくなってしまった方のことを身近に感じつつも、過去のこととして思い出す事柄と認識付ける。
そうすることで「いま」に集中して生きていける。
故人との心の繋がりを確かにすること。それが心の大きな支えとなる。
そして、死と向き合うことでこれまでとは違った時間を感じ、心を落ち着かせることも出来る。自分自身を見直すいい機会かもしれません。
家族への想いや他人への思いやりの心など、見えないものにも価値があることを再認識することが出来る。
人のためになることを優先し、互いを支え合うことも、故人を偲ぶことを通して強く感じ得られる。
線香の香、ろうそくの火、華のそばで手を合わせ、毎日を無事に過ごせることを感謝するだけ。
そういう時間を大切にしたい。
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