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  • 執筆者の写真Masanori Tabuchi

手しごと

更新日:2020年6月16日

お客様(発酵食品のスペシャリスト!)から梅を分けていただき、梅干し作り。人生初挑戦。昭和生まれの僕にとって、田舎や実家にはお手製の梅干しが常備保存されてたのを染みじみ思い出しながら、作業を楽しみました。


梅はなんと自然栽培。以前自然栽培ものにハマってわざわざ銀座の専門店に通って野菜を購入、結果的には千葉の生産者様のところで畑を見学させてもらったことも。。

今は少し落ち着いて、自然栽培でないと!とか有機栽培でないと!みたいな拘りは強くはないが、やっぱり絶対的安心感。形が不揃いで、色もまばらなところにそそられます。


その梅を洗って水気を取り、一個一個ヘタをとって焼酎で消毒。そこから塩と梅を段々にサンドイッチするように漬けていきます。そのまま1ヶ月ほど保管して、そのあと三日三晩干すそう。


この一連の作業が想像以上に楽しくて、自分に向いてるなと。チマチマこつこつモノづくりするのが好きなんですよね。決められた行程に沿って物事を進めていくのが得意!逆にゼロから新しいものを創造するのが下手.. 地味なんです。営業やマネジメントをやっていた社会人時代や、今の講師業からは想像もつかない姿でしょうが、自分では幼い時から気付いていました。


作業中、常に梅を丁寧に優しく扱う。生産や加工の行程に携わると繊細な心を育むのを改めて実感。幼少期にもっともっと経験させるべきですよね。なによりも人格形成に直結すると思います。生きた教育。


確かに、今回梅しごとを勧めてくださった発酵の先生は、本当に丁寧。梅だけでなく、塩や容器や備品や資料にいたるまで、実践する人が解りやすいように万全の下準備をしてくださっていて、アフターフォローも最高のタイミング。ディテールよりもスピード重視だった外資系企業に勤めてた間に忘れてしまった感覚。あやかりたい。


心が洗われる体験でした。

次は野菜づくりにチャレンジ??まだ早いか。。









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